しまだ大井川マラソンinリバティ フルマラソンは男子が松井俊介、女子は山内菜摘が初優勝

2023年10月29日 13:31

マラソン

しまだ大井川マラソンinリバティ フルマラソンは男子が松井俊介、女子は山内菜摘が初優勝
<第15回しまだ大井川マラソンinリバティ>フルマラソンの部で優勝した山内と松井(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 「第15回しまだ大井川マラソンinリバティ」(スポニチ共催)は29日、静岡県島田市第三小前をスタートし、大井川沿いのマラソン専用コース「リバティ」を経て同市陸上競技場をゴールとする42・195キロなどに7803人がエントリーして行われ、男子フルマラソンは松井俊介(32=埼玉)が2時間22分34秒、女子フルマラソンは山内菜摘(31=静岡)が3時間16秒で、それぞれ初優勝を飾った。
 千葉・松戸市陸協に所属している松井は5回目のフルマラソン。今大会は初出場での初制覇で「かなりきつかったが勝ちにこだわった。素直にうれしい」と喜んだ。ハーフの通過タイムは大会記録ペース。予想外の展開もあり、35キロすぎに「両足がつりかけた」という。少しペースを落としながらトップとの差を5、6メートルに保ち、足の状態が戻った残り1・5キロからスパートしてゴールテープを切った。

 山内は静岡産業大までトランポリン選手として活躍し、本格的に陸上に取り組んだのは大学を卒業してから。現在はスポーツインストラクターを務めながら、杏林堂薬局のランニングクラブ「SMILEY ANGEL」に在籍している。「応援のおかげで自分の力を出し切ることができました」と沿道の人々に感謝した。昨年3位からの優勝を喜びながらも「あと16秒。サブ3がしたかった」と3時間を切れなかったことに苦笑いだった。

 男子10キロは枝村高輔(28=静岡)が31分36秒、女子10キロは佐野亜友美(41=静岡)が36分26秒で制した。枝村は19年に2位になり、佐野は昨年の2位。ともに悲願の初優勝となった。

 大会アドバイザーの千葉真子さん(47)は選手とともに走り、瀬古利彦氏(67)はゲストとして初参加。ともにスタートで選手を励まし、表彰式ではプレゼンターを務めた。

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