アメフト立命大 RB山嵜が勝利を確信した「ラン推し」オフェンス 関大撃破で全勝守る

2023年10月29日 17:47

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アメフト立命大 RB山嵜が勝利を確信した「ラン推し」オフェンス 関大撃破で全勝守る
<立命大・関大>第1Q、「先制のTDを決める立命大・山崎(中央)   (撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【関西学生アメリカンフットボール1部リーグ   立命大38ー27関大 ( 2023年10月29日    王子スタジアム )】 立命大のエースRB山嵜大央(3年)は意気に感じていた。自陣47ヤードから攻撃が始まった関大との全勝対決。3プレー連続で山嵜にプレーコールがかかり、RB蓑部雄望(1年)、QB竹田剛(2年)のランを挟んで、再び山嵜が続けてキャリーする。中央、そしてサイドを縦横無尽に攻め、4分42秒に山嵜が3ヤードTDラン。圧巻の「10連続ラン」で、どうしても欲しい先取点を手に入れた。
 「ランでゲームを作れたのが良かった。あのファーストシリーズで“勝った”と確信しました」

 最初のシリーズで与えたインパクトが関大ディフェンスの意識を前がかりにさせ、竹田のパスがより威力を発揮する。同点で迎えた第2Q2分44秒には、20ヤードのTDパス。オフェンスがランとパスの相乗効果でドライブを進め、昨年敗れた強敵にリベンジした。

 攻撃陣ではTE蓑崎航大(4年)が試合を決定づける67ヤードパスキャッチ。新しい戦力も台頭し、次節(11月11日、ヤンマー長居)、関学大との大一番を迎える。

 「きょうの試合で、立命大が大学アメフト界で一番強いオフェンスだと確信しました。関学大戦も自信をもってやれば勝てる。そう信じてます」

 山嵜は力強く言い切った。勝てば、リーグ優勝が決まり、8年ぶりの甲子園ボウル出場へ大きく近づく戦い。先輩、OBの思いも背負い、山嵜はフィールドを駆け回る。

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