【朝と夜どっち】ヨーグルトを食べて「痩せる時間」は?管理栄養士が回答

2023年11月10日 09:00

【朝と夜どっち】ヨーグルトを食べて「痩せる時間」は?管理栄養士が回答
ダイエットに良いと言われるヨーグルトですが、「朝と夜、どっちに食べればいいの?」という疑問を持っている人も少なくないでしょう。そこで『ヨーグルトはダイエットに良い?ダメ?』という記事から、ダイエット目的の場合のヨーグルト […]

ダイエットに良いと言われるヨーグルトですが、「朝と夜、どっちに食べればいいの?」という疑問を持っている人も少なくないでしょう。そこで『ヨーグルトはダイエットに良い?ダメ?』という記事から、ダイエット目的の場合のヨーグルトを食べるタイミングをピックアップしてご紹介します。

そもそも、ヨーグルトはダイエットに効果的?

ヨーグルト 食べ過ぎ

結論から言えば、ヨーグルトはダイエットにおすすめの食品だと言えるでしょう。

ヨーグルトがダイエット向きの理由は、以下の通りです。

理由① 腸内環境を整えるから

ヨーグルトには、腸内環境を整える「乳酸菌」が含まれていることがあります。

腸内環境が整うと、腸内細菌が「短鎖脂肪酸」を作り出すと考えられています。短鎖脂肪酸は、

  • カロリー消費を促す
  • 脂肪の蓄積を防ぐ

といった作用に関わることが、近年注目されています。

また、腸内環境が整うとダイエットの天敵である便秘解消にもつながります。

理由② タンパク質が豊富だから

ヨーグルトは、筋肉の材料となる「たんぱく質」が含まれています。タンパク質は、運動と合わせて取り入れることで、筋肉量を増やし、基礎代謝を高めるのに役立ちます。

基礎代謝が高まると、痩せやすくリバウンドしにくい体になります。

ダイエットに役立てたい!朝と夜どっちに食べればいい?

朝と夜どちらでも問題ありませんが、ダイエット目的なら朝に食べるのがおすすめです。

なんで朝に食べるのがおすすめ?

朝食は簡単に済ませる方が多いため、ヨーグルトを取り入れることで栄養バランスが整いやすくなり、ダイエットに役立ちます。

例えば「おにぎりだけ」といった糖質だけの食事と比べ、「おにぎり+ヨーグルト」など糖質とタンパク質をあわせて摂る方が、エネルギー代謝が向上しやすいことがわかっています。

「夜に食べたほうが良い」と言われることもありますが、夜はエネルギー代謝が低下しやすい時間帯です。ヨーグルトを含め、食べすぎは控えた方が安心です。

ダイエット中、ヨーグルトはどれくらいの量を食べていい?

ダイエット中は、1日100~200gほどヨーグルトを食べると良いでしょう。

農林水産省・厚生労働省が発表している「食事バランスガイド」では、ヨーグルトの目安は1日約160gとなっているため、この程度の量であれば問題ないと考えられます。

160g食べたとすると、カロリーは以下の通りです。

  • 無糖タイプ:90kcal
  • 低脂肪タイプ:64kcal
  • 無脂肪タイプ:59kcal

ダイエットに良いからといって食べすぎると、カロリーの過剰摂取になります。適量の範囲で食べるようにしましょう。

間食として食べるのもおすすめ

好きなタイミングでヨーグルトを食べて問題ありませんが、間食として取り入れるのもおすすめです。

お菓子類の代替となり、無理なくカロリーカットできるでしょう。

また、空腹になりすぎるとドカ食いしやすいです。そのため、ヨーグルトを間食で適度に取り入れることで、その後の食事の食べすぎを防ぐ効果も期待できます。

監修者プロフィール

管理栄養士
広田千尋(ひろた・ちひろ)

管理栄養士 広田千尋(ひろた・ちひろ)

病院、保育園、保健センターなどで13年間勤務。生活習慣病の方への栄養相談や、高齢者への栄養サポート、また赤ちゃんや子どもの食事相談など、幅広い年代の栄養サポートに携わる。現在は経験を活かし、フリーランスとして活動中。わかりやすく実践しやすいコラム執筆や、身近な材料で簡単に作れるレシピ作成を得意としている。

※本記事はMELOSで公開された記事『ヨーグルトはダイエットに良い?ダメ?おすすめの食べ方や選び方[管理栄養士]』を再編集したものです。

<Edit:編集部>

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