宮里優作 22回目挑戦で大会初アレに向け1打差好発進 「憧れを捨てて臨んでいる」

2023年11月10日 04:30

ゴルフ

宮里優作 22回目挑戦で大会初アレに向け1打差好発進 「憧れを捨てて臨んでいる」
<三井住友VISA太平洋マスターズ第1日>11番、ティーショットを放つ宮里優作(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー 三井住友VISA太平洋マスターズ第1日 ( 2023年11月9日    静岡県・太平洋クラブ御殿場C=7262ヤード、パー70 )】 ツアー通算7勝の宮里優作(43=フリー)が6バーディー、3ボギーの67で回り、3アンダーで首位と1打差の4位と好発進した。過去21度出場も最高成績は2位。51回目を迎えた伝統の大会で初の頂点を目指す。66をマークした小鯛竜也(33=フリー)ら3選手が4アンダーで首位に並んだ。
 宮里は憧れるのをやめた。50年の歴史を持つ伝統の大会。22回目の挑戦で初の頂点を目指すからこそ「大谷(翔平)君じゃないけど憧れを捨てて臨んでいる」と言った。もくろみ通り、1差4位と好位置で滑り出した。

 今季は8月の3位が最高成績。秋口は不調の1Wスイングに引っ張られ、武器のアイアンも調子を崩した。そこでアイアンに注力して調整。3ボギーを叩いても6バーディーを奪う切れが戻った。

 現在の賞金ランクは66位で同65位までの賞金シード圏外。生涯獲得賞金上位者によるシードも保持するが当然、3季連続19度目の賞金シードを目指して終盤戦を戦う。今大会はこれまでに2位が2度。「何とかアレ、につながるようにしたい」。憧れを封印して過去の自分を超え、6年ぶりの勝利をつかむ。

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