最後の幕下15枚目格付け出し・チョイジルスレンが「阿武剋」のしこ名で初土俵へ 初日は琴太豪と対戦

2023年11月10日 13:08

相撲

最後の幕下15枚目格付け出し・チョイジルスレンが「阿武剋」のしこ名で初土俵へ 初日は琴太豪と対戦
「阿武剋」のしこ名で九州場所初土俵を踏むチョイジルスレン(23年6月撮影) Photo By スポニチ
 日本相撲協会は10日、大相撲九州場所(12日初日、福岡国際センター)の取組編成会議を開き、初日の全取組を発表した。
 日体大出身で昨年の学生横綱のバトジャルガル・チョイジルスレン(23=阿武松部屋)が「阿武剋(おうのかつ)」のしこ名でデビューし、初日に東幕下16枚目の琴太豪(30=佐渡ケ嶽部屋)と対戦することが決まった。

 幕下15枚目格付け出しで今場所初土俵。9月末に付け出し資格が改定されて「幕下最下位格」と「三段目最下位格」の2つになったため、昨年学生横綱を獲得している阿武剋が最後の幕下15枚目格付け出し力士となる。今場所全勝すれば、落合(現十両・伯桜鵬)に並ぶ所要1場所での関取昇進の可能性が高まる。

 今場所の幕下上位は実力者がひしめき合う。西筆頭の尊富士(24=伊勢ケ浜部屋)は、初土俵から負け越しなしで関取昇進目前まで駆け上がってきた。東6枚目には元関脇の若隆景(28=荒汐部屋)。右膝前十字靱帯断裂の大ケガから手術を経て4場所ぶりに復帰する。関取昇進、または関取復帰を狙う熾烈(しれつ)な争いに注目だ。

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