北ハリ磨 元師匠・北の湖の命日に5連勝 37歳4カ月、史上3位の高齢十両昇進へあと2勝

2023年11月20日 16:10

相撲

北ハリ磨 元師匠・北の湖の命日に5連勝 37歳4カ月、史上3位の高齢十両昇進へあと2勝
北ハリ磨 Photo By スポニチ
 【大相撲九州場所9日目 ( 2023年11月20日    福岡国際センター )】 元幕内で、東幕下11枚目の北ハリ磨(37=山響部屋)が東幕下筆頭の白鷹山(28=高田川部屋)との4戦全勝対決を押し出しで制し、5勝0敗と星を伸ばした。7戦全勝なら20年秋場所以来の再十両を果たす。来年初場所(1月14日初日、東京・両国国技館)で再十両となれば37歳4カ月で現在3位、芳東の37歳3カ月を抜いて単独3位に入る。残り2番の行方が、注目されそうだ。
 11月20日は先代師匠で元理事長、元横綱の北の湖の命日。「熱い相撲を取ろうと思いました」と気合十分で臨んだ。

 死去から丸8年が経ち、その教えとして「“一歩前へ”です。迷わずにいけと言うことかと思います」と記憶をたどる。そして、譲り受けたしこ名の「北」に誇りを抱く。

 「北をつけてもらった。(出身地の兵庫県たつの市は)西播磨なんですけど」と苦笑い。自らコンディション不足を先場所の三段目転落の要因として挙げ、野菜を多めに摂ったり脂っこいものを避ける食生活へ改善したことが復活の要因だったと振り返る。「いい相撲が取れるように頑張ります」。残り2番への意気込みを示した。

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