男子は元箱根ランナーの河野が初優勝」 女子は兼重が4連覇「ホッとしている」

2023年11月20日 04:38

マラソン

男子は元箱根ランナーの河野が初優勝」 女子は兼重が4連覇「ホッとしている」
男子で優勝した河野と女子で優勝した兼重はトロフィーを手に笑顔をみせる(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 MINATOシティハーフマラソン2023(スポニチ後援)は19日、東京都港区立芝公園周辺をスタート、東京タワーにフィニッシュするコースに6219人がエントリーして行われた。男子ハーフ総合は河野孝志(40=豊岡RC)が1時間8分30秒で初出場V、女子は兼重志帆(34=GRlab山口)が1時間16分15秒で4連覇した。2人にはスポニチから最優秀選手賞としてトロフィーが贈られた。
 <男子ハーフ総合>河野はゴール直前、右手を突き上げてフィニッシュ。東京タワー前の“激坂”を駆け抜け初出場Vを飾った。青森県出身で、城西大時代に箱根駅伝に出場し、卒業後も富士通や重川材木店に在籍したエリートだ。現在は市民ランナーとして競技を続けており「久々の総合優勝でうれしい」と笑みを浮かべた。帽子にはカメラを装着。「YouTubeをやっています。自分は一番、映らないんですが」と笑った。

 <女子ハーフ総合>貫禄の4連覇だった。兼重は左足痛を抱えながらも2位を約4分も引き離す激走。「優勝できてホッとしている」と笑顔を見せた。4月には左足首を疲労骨折し、大会直前にはインフルエンザにかかった。故障も多かった中で取り組んだのが筋トレ。「脚周りと体幹周りを鍛えて走りに安定感が出た」。進化した女王が、さっそうと都心を走り抜けた。

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