【リーグワン】今季限りで引退の埼玉・堀江 選手層の厚みに手応え 若手らが「凄く上手になった」

2024年01月20日 19:00

ラグビー

【リーグワン】今季限りで引退の埼玉・堀江 選手層の厚みに手応え 若手らが「凄く上手になった」
<埼玉・三重>38歳の誕生日を前に、ファンからもらったプレゼントを手に取材に応じる埼玉のフッカー堀江翔太 Photo By スポニチ
 【ラグビーリーグワン1部第6節   埼玉70―12三重 ( 2024年1月20日    埼玉・熊谷ラグビー場 )】 昨季2位の埼玉が三重を70―12で下し、開幕6連勝で首位をキープした。今季限りで現役を引退するフッカー堀江翔太(37)は後半20分から出場。フィニッシャーとしてチームを勝利に導き、あす21日に迎える38歳の誕生日を自ら祝った。
 試合後、ファンからもらった1日早い誕生日プレゼントを手にミックスゾーンに現れた堀江は、「うれしいですね。入浴剤が多い。年だからかな」と感謝。6連勝には「去年とメンバーも変わらない。何が違うのかと言えば、(優勝を逃した)悔しさが残っているところかな」と話した。

 昨秋のW杯では11人が日本代表に選ばれ、南アフリカ代表のCTBデアレンデらを含めた主力のほとんどがプレシーズンは不在。合流から約1カ月で迎えたシーズンに向けて不安要素だったものの、ここまでは全く影響を感じさせない強さを発揮している。堀江はその理由について、「(主力以外の選手が)凄く上手になった。スキル、理解力が僕ら(主力)と同等になった」と感じているという。

 この試合でも今季初出場初先発だったプロップのペレズ、フッカー島根、FB山沢京が躍動。慣れないゲーム主将を務めたロックのハアンガナも役割をこなし、ロビー・ディーンズ監督が「誇りに思う」と称えたほどだった。レギュラーシーズン16試合、その後のプレーオフを含めて長丁場を戦い抜いて栄冠を勝ち取るには、選手層の厚みは必要不可欠。ラストシーズンで有終の美を飾りたい堀江も、それを実感している様子だった。

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