三浦佳生「巨人になったり獣になったり…」ジュニア演目「美女と野獣」でインハイ有終V2

2024年01月20日 19:13

フィギュアスケート

三浦佳生「巨人になったり獣になったり…」ジュニア演目「美女と野獣」でインハイ有終V2
<フィギュアスケート第73回高等学校選手権男子フリー>演技する三浦佳生(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート全国高校選手権第3日 ( 2024年1月20日    茨城・山新スイミングアリーナ )】 男子決勝(フリー)が行われ、予選(SP)首位の三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)がフリーでもトップの156・92点をマークし、合計236・92点で2連覇を達成した。2連覇は宇野昌磨以来9大会ぶり。初出場となる3月の世界選手権(モントリオール)へ弾みをつけ「優勝という形で終えられて良かった。内容は良くないが、今年の一試合目。どんどん上げていきたい」と語った。
 今季フリーは「進撃の巨人」を使用しているが、ジュニアルールでの実施となった今大会は過去の「美女と野獣」で演技。冒頭に挑んだ4回転フリップは3回転となったが、4回転―3回転の連続トーループ、4回転サルコーなどを成功。友人の勧めで1週間前にメッシュにした髪形で激しく舞った。「(メッシュは)割と好評です。僕、通信で芸能スポーツコースなのでみんな髪染まってます」と話した。

 昨年末の全日本選手権では、胃腸炎ながら魂の演技で4位に入った。年末年始は「練習以外はひたすらゴロゴロして寝ていた」と明かし、大好物のステーキ専門チェーン・ペッパーランチも「ウーバーイーツして、ちょくちょく食べてます。ビーフペッパーライスが一番ハマってます」と告白。全日本時点で3キロ落ちた体重は元に戻ったという。

 今月の国民スポーツ大会(北海道)でもフリーで「美女と野獣」を演じ、その後は「進撃の巨人」に戻す。「巨人になったり獣になったり…なかなか人間に戻れない。これが終わっても巨人になるので引き続きお願いします」とジョークめかして笑った。

 世界選手権では4回転フリップかループを投入し、4回転3種4本の構成で臨む予定。フリップかループかは今後の練習で決めていく。「エンジンがかかってきた」と2024年初戦を終え、気合を入れた。

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