ロコ・ソラーレ 接戦制し開幕2連勝 吉田知那美「私たちは世界一になるためにカーリングをしている」

2024年01月30日 12:29

カーリング

ロコ・ソラーレ 接戦制し開幕2連勝 吉田知那美「私たちは世界一になるためにカーリングをしている」
ロコ・ソラーレ(右から)吉田知那美、藤沢五月、吉田夕梨花、鈴木夕湖 Photo By スポニチ
 【カーリング全農日本選手権第3日 ( 2024年1月30日    札幌市・どうぎんカーリングスタジアム )】 男女の1次リーグが行われ、女子で大会3連覇を狙う北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレはグランディールに7―5で勝ち、開幕2連勝を飾った。
 サードの吉田知那美は「決勝のような気持ちで臨んだ。相手もナイスショットがたくさんあったので点差的には拮抗したが、絶対に勝てるという気持ちでプレーしていた」と達成感をにじませた。

 初戦は妹分ロコ・ソラーレSに8―2で圧勝したロコ・ソラーレだが、ショットの精度が高いグランディールに接戦を強いられた。
 後攻の第1エンドはチャンスを築きながら相手スキップのダブルテークアウトが決まり1点を取らされる苦しい立ち上がり。第2エンドは2点を失い逆転を許した。

 その後も第6エンドで1点をスチールしながら、第7エンドで2点を取られるなど、際どい戦いが続いた。

 しかし終盤にスキップ藤沢五月のショットが冴えた。6―5で迎えた先攻の第9エンド、最終投で難易度の高いテークアウトショットを成功させて1点をスチール。

 さらに第10エンドも最終投でテークアウトショットを決めて相手の石をハウスからはじき出し、グランディールをコンシードに追い込んだ。

 今大会の優勝チームは3月の世界選手権(カナダ)出場権を獲得し、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の代表候補にもなる。

 吉田知は「私たちのチームは世界一のチームになるためにカーリングをしている。五輪、世界選手権、グラウンドスラムの時のように1投も気を抜けない気持ちで日本選手権に挑むことを目指している」と高いモチベーションで戦っていることを強調した。

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