村瀬心椛 大技連発で18年大会以来2度目のV「あの時のことがよみがえって興奮しちゃった」

2024年01月30日 04:41

スノーボード

村瀬心椛 大技連発で18年大会以来2度目のV「あの時のことがよみがえって興奮しちゃった」
スノーボード女子ビッグエアで金メダルに輝き、ポーズを取る村瀬心椛 Photo By ゲッティ=共同
 【スノーボード冬季Xゲーム最終日 ( 2024年1月28日    米コロラド州アスペン )】 女子ビッグエアは北京五輪銅メダルの村瀬心椛(ここも、ムラサキスポーツ)が94・00点で18年大会以来となる2度目の優勝を果たした。
 前回大会覇者の岩渕麗楽(バートン)が75・00点で2位に入り、鬼塚雅(ISPS)は8位だった。男子スロープスタイルでは、今大会のビッグエアを制した18歳の長谷川帝勝(たいが、STANCER)が55・66点で8位にとどまり、2冠はならなかった。

 大技を連発し、2位に19点差をつける圧勝劇を演じた。19歳の村瀬心が、大会史上最年少の13歳で優勝した18年以来の栄冠をつかんだ。「あの時のことがよみがえって興奮しちゃった」と笑顔だった。3回目に斜め軸で縦3回転、横4回転する「バックサイドトリプルコーク1440」に挑んだ。「自信はあった」と着地に成功し、この日の全選手で最高となる43・00点を叩き出した。

 6年前の優勝後は右膝骨折などを乗り越え、22年北京五輪では銅メダルを獲得。なおも成長を続ける。「前とは違う気持ち。今回は(初優勝から)長かったな、といううれしさ」と、かみしめていた。

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