【リーグワン】東京SGのSO高本「4点差は10番の差」初代王者・埼玉に惜敗し責任痛感

2024年02月17日 20:51

ラグビー

【リーグワン】東京SGのSO高本「4点差は10番の差」初代王者・埼玉に惜敗し責任痛感
東京SGのSO高本幹也 Photo By スポニチ
 【ラグビーリーグワン1部第7節   埼玉24―20東京SG ( 2024年2月17日    埼玉・熊谷ラグビー場 )】 東京SGは開幕6連勝中の埼玉と対戦し、20―24で競り負け2敗目(5勝目)を喫した。リーグワン公式戦では、これで対埼玉4戦全敗に。田中澄憲監督は「非常に悔しい。ただ選手は持てる力を100%出し切ってくれた。今の時点では相手の細かさ、隙のなさが上だったなと思う」と認めた。
 敗戦の責任を一身に背負ったのがSO高本幹也だ。今季デビューしたため、初代王者とは初対戦。後半5分にはドロップゴールを決め、強い相手ディフェンスをかいくぐるためのキック戦術を含めて巧みなゲームコントロールを見せたが、「試合は楽しかったが、4点差は10番の差だと思う」と反省した。

 相手の10番は日本代表の松田力也。帝京大の先輩でもあり、楽しみにしていた対戦だったが、わずかな差で勝利を逃した。「(松田は)余裕があるなと感じた。エリアマネジメントやゲームコントロールのところは相手が上だった。ピンチでのプレー選択もうまいと思った」と80分間の対戦を経て、多くの学びを得た様子だった。

 それでも開幕から7試合連続で10番を背負い、徐々にボールキャリーの回数も増えるなど、本領を発揮しつつある22歳。目標とする日本代表入り、27年W杯出場へ、「代表は意識する。(松田を)追い越して10番になりたい」と目をぎらつかせて“宣戦布告”をしてみせた。

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