北青鵬事件余波…25日に奈良県葛城市で開催の「けはやまつり」宮城野親方らの出演取りやめ

2024年02月23日 20:18

相撲

北青鵬事件余波…25日に奈良県葛城市で開催の「けはやまつり」宮城野親方らの出演取りやめ
<宮城野部屋関連>頭を下げる宮城野親方(左)と北青鵬(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 日本相撲協会は23日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、弟弟子への暴力行為が発覚した幕内・北青鵬(22=宮城野部屋)の引退届を受理したと発表した。また、師匠の宮城野親方(元横綱・白鵬)を監督義務違反などで2階級降格と報酬減額処分。さらに部屋を一時的に伊勢ケ浜一門預かりとすることを決めた。
 一連の騒動を受け、25日に奈良県葛城市で行われる相撲イベント「けはやまつり」で予定されていた、宮城野親方と部屋の力士たちの出演が急きょ取りやめになったことが分かった。主催である同市役所商工観光プロモーション課の担当者が明らかにした。

 同地域は、相撲の開祖とされる当麻蹴速(たいまのけはや)が野見宿禰(のみのすくね)と戦ったと日本書紀に記述されている「相撲発祥の地」。近隣の大阪で行われる春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)を前に、相撲に親しむためのイベントが企画されていた。

 予定されていた企画は、葛城市観光大使でもある宮城野親方による相撲教室や部屋の力士たちによる取組の実演。現時点では、当日は地元のアマチュア相撲選手が代役を務める方向で調整しているという。

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