翠富士「10戦全勝で後ろと2差って…」1年前の自身と重なる弟弟子・尊富士の快進撃「あいつは大丈夫」

2024年03月20日 06:10

相撲

翠富士「10戦全勝で後ろと2差って…」1年前の自身と重なる弟弟子・尊富士の快進撃「あいつは大丈夫」
<大相撲春場所10日目>肩透かしで琴勝峰(手前)を破った翠富士(撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【大相撲春場所10日目 ( 2024年3月19日    エディオンアリーナ大阪 )】 東前頭5枚目の翠富士(27=伊勢ケ浜部屋)が琴勝峰(24=佐渡ケ嶽部屋)を下して5勝5敗で星を五分に戻した。
 立ち合い当たって右をのぞかせるとすぐに右へ体を開いて十八番の肩透かし。2日連続の必殺技を決め「目標はあと5連勝。5連続で肩透かし決めます」と2桁勝利を視野に入れた。

 自身の取組後に同じ東から土俵に上がったのは、全勝で単独首位に立つ新入幕の尊富士(24)。部屋の弟弟子に力水をつけ、勝利のバトンをつないだ。「今のところ10戦全勝で後ろと2差って去年も聞いたことある(笑)」。10日目終了時で平幕の2差単独首位は昨年春場所の翠富士以来、1場所15日制となった1949年夏場所以降では4例目。過去の貴闘力(2000年春場所)と琴光喜(2001年秋場所)はそのまま優勝したが、翠富士は終盤5連敗で優勝どころか三賞も逃していた。

 「自分は(連敗が)止まらなくなってしまったけど、あいつは大丈夫じゃないですか?勝っていってほしいですね」。普段からかわいがっている弟弟子には、自らの二の舞にならないことを願い、信じた。

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