宇良「レスリングを生かした技を見せられてよかった」地元の恩師の前で“片足タックル”披露

2024年03月20日 06:15

相撲

宇良「レスリングを生かした技を見せられてよかった」地元の恩師の前で“片足タックル”披露
<大相撲春場所10日目>立ち合いで錦木(右)の足を取りに行く宇良 (撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【大相撲春場所10日目 ( 2024年3月19日    エディオンアリーナ大阪 )】 東前頭筆頭の宇良(31=木瀬部屋)が小結・錦木(33=伊勢ノ海部屋)を破って5勝5敗と星を五分に戻した。
 立ち合い左に動きながら潜って相手の右足をつかむと、足取りで崩して一気に前に出て押し出し。速攻の得意技で地元・大阪のファンを大いに沸かせた。

 ご当所場所ならではの思わぬサプライズがあった。この日、小中学生時代に通ったレスリングクラブの先生が観戦に訪れていたという。事前に知らされていたわけではなく「取組前に目に入りました。本当たまたまです」と驚いた。

 土俵上で繰り出した技「足取り」は、レスリングの「片足タックル」と似た動き。「先生が応援に来てくれていて、レスリングを生かした技を見せられてよかったです」。体に染みついた動きが、恩師の前で生かされた。

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