塚原改め栃大海、阿武剋、風賢央の3人が新十両昇進決定!“尊富士世代”から新たに2人

2024年03月27日 09:38

相撲

塚原改め栃大海、阿武剋、風賢央の3人が新十両昇進決定!“尊富士世代”から新たに2人
塚原改め栃大海 Photo By スポニチ
 日本相撲協会は27日、エディオンアリーナ大阪で夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を開き、阿武剋(23=阿武松部屋)、塚原改め栃大海(とちたいかい、24=春日野部屋)、風賢央(24=押尾川部屋)の3人の新十両昇進が決まったと発表した。また、千代丸(32=九重部屋)の再十両も決まった。
 阿武剋は、昨年九州場所で初土俵を踏んだ最後の幕下15枚目格付け出し力士。日体大相撲部では大の里(23=二所ノ関部屋)らと同期で、22年の全国学生選手権決勝では同門対決で中村泰輝(大の里)を破って学生横綱に輝いた。モンゴル出身では、昨年春場所の玉正鳳以来38人目。日体大からは、昨年秋場所で朝紅龍、高橋(現・白熊)、大の里が3人同時に昇進して以来15人目。神奈川・新名学園旭丘高からは初の関取誕生となった。

 塚原改め栃大海は、埼玉栄高出身で現幕内の王鵬(24=大嶽部屋)や琴勝峰(24=佐渡ケ嶽部屋)らと同期。同校からは昨年九州場所の日翔志以来28人目、埼玉・草加相撲練修会からは阿炎、彩に続いて3人目の関取誕生となった。

 風賢央は、春場所で幕下優勝を果たして西幕下13枚目から一気に昇進。元関脇・豪風が興した押尾川部屋から初の関取誕生となった。愛媛県出身では95年春場所の玉春日(現・片男波親方)以来29年ぶり、中大からは22年秋場所の栃武蔵以来12人目の新十両昇進となった。

 栃大海と風賢央はともに99年生まれの24歳。春場所で新入幕優勝を果たした尊富士(24=伊勢ケ浜部屋)や大関・豊昇龍(24=立浪部屋)らと同学年にあたる。栃大海は14年の全国中学校選手権決勝で川副圭太(現三段目・輝鵬)を破って中学横綱を獲得した。風賢央は17年の愛媛国体個人戦準決勝でビャンバスレン(豊昇龍)を破り、決勝で納谷幸之介(王鵬)に敗れて準優勝。この時の4位が石岡弥輝也(尊富士)だった。

 これで来場所は“尊富士世代”99年度生まれの学年の関取が計8人となる。

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