玉垣親方が宮城野部屋の師匠代行終了「とりあえず自分の役目は終わった」「思いを吐き出してもらった」

2024年03月27日 20:14

相撲

玉垣親方が宮城野部屋の師匠代行終了「とりあえず自分の役目は終わった」「思いを吐き出してもらった」
玉垣親方 Photo By スポニチ
 大相撲の玉垣親方(元小結・智乃花)が27日、宮城野部屋の師匠代行としての役目を終えたことを明かした。
 元幕内・北青鵬による暴力事件の影響で宮城野部屋が師匠の立場を外れ、大島部屋所属の玉垣親方が2月27日から宮城野部屋の師匠代行に就任。同日から約1カ月間、大阪市天王寺区の宿舎で宮城野親方や所属力士たちと生活をともにしてきた。師匠代行として初めて稽古を見守った2月28日には「(暴力事件が)再発したら私も含めてクビ。二度とこういうことを起こさないために、私が来ているわけですから」と並々ならぬ覚悟を語っていた。

 玉垣親方はこの日、エディオンアリーナ大阪で開かれた日本相撲協会の年寄総会に出席。春場所が終わるまでと決まっていた代行期間を無事に終え「とりあえず自分の役目は終わったのかなと思います」と話した。外出禁止など理不尽な厳しい環境の中で春場所を取り切った力士たちに対しては「よく耐えてましたね」と労いの言葉。師匠代行最後の日となった千秋楽には「一人一人いろいろな思いを吐き出してもらった」という。

 玉垣親方は年寄総会後、先発親方を務める31日の伊勢神宮奉納大相撲の準備のため、三重県伊勢市へと向かった。

 宮城野部屋の今後の処遇については現在、さまざまな憶測が飛び交っている状況。部屋の力士、親方衆ら全員がまとまって伊勢ケ浜一門内の別の部屋に転籍される見込みとなっており、具体的な処遇はあす28日の理事会で決まる。

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