日大の岩井悠真が1打差2位大健闘 団体戦3位「ムチャムチャ悔しいですけど、この経験を次に生かしたい」

2024年03月27日 15:37

ゴルフ

日大の岩井悠真が1打差2位大健闘 団体戦3位「ムチャムチャ悔しいですけど、この経験を次に生かしたい」
米大学ゴルフのブリヂストン大学招待の個人戦で2位に入った日大の岩井悠真 Photo By スポニチ
 米大学ゴルフのブリヂストン大学招待は26日、米カリフォルニア州ナパのシルベラドリゾート&スパ(6988ヤード、パー72)で団体戦11校、個人戦に63人が参加して最終日が行われた。
 招待出場の日大は、団体戦で4アンダーの284と追い上げ、通算7オーバーで3位に入った。ブリガムヤング大が通算12アンダーで優勝した。

 個人戦は7位で出た岩井悠真(21)が67で回り、通算6アンダーで1打差の2位に入った。ブリガムヤング大のクーパー・ジョーンズが73の通算7アンダーで優勝し米ツアーの下部、コーンフェリーツアー1試合の出場権を得た。

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 3日前に米国に到着したばかりの岩井悠が、長旅の疲れや時差ぼけの影響を感じさせない目の覚めるようなラッシュを見せた。

 前週の大学の合宿の時からパットの調子が良かったと言うように、3番で下り2・5メートルの微妙なスライスラインを決めてバーディーを先行させた。520ヤードの5番パー5では残り207ヤードの第2打を5Iでグリーン右バンカーまで運ぶ。バンカーショットを寄せきれずに5メートルのパットが残ったが、これを見事に沈めて勢いに乗る。224ヤードの7番パー3では4Iでピン横2メートルにつけ、5番から3連続バーディーとし、前半をハーフ自己ベストの31で回った。

 「今日は前半で6バーディーを取って、いい流れでいけました。後半は耐えながらのゴルフ。順位は分からなかったけど、自分のプレーをしようと気持ちを切り替えてやりました」と振り返った。

 スタート前に7打あった首位との差を猛追して縮め、一時、並ぶ場面もあった。しかし後半は思うようにスコアを伸ばせなかった。「ムチャムチャ悔しいです。昨日の2ラウンド目でスコアを伸ばせていたら、逆転できたのかなと思いましたけど…。まあ、上がってみたらという話ですけど」と残念そうに振り返った。

 それでも大学の試合での2位は自己最高成績。これまでは21年日本学生の8位がベストだった。それを自身初の国際大会で、しかも米国の有力選手が集まる大会で更新し、大きな自信を得たのは間違いない。

 「この経験を生かして、毎日のようにスコアを伸ばせるゴルファーになっていきたいなと思いました」と決意を新たにしていた。

 ▼島戸太一(日大主将) 自分以外のみんなが頑張ってくれて、自分が情けないというのはあったんですけど、チームとして3位に入れたのは凄い良かった。優勝を狙えるゴルフだったので、次の機会があればぜひ優勝を目指して頑張りたい(大会初出場で団体戦3位と健闘)

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