照ノ富士、転籍する宮城野部屋へ初めて語る「切磋琢磨して一人でも三役に」 伊勢神宮で奉納土俵入り

2024年03月31日 14:05

相撲

照ノ富士、転籍する宮城野部屋へ初めて語る「切磋琢磨して一人でも三役に」 伊勢神宮で奉納土俵入り
太刀持ちに熱海富士(左)、露払いに翠富士(右)を従え、伊勢神宮で奉納土俵入りを行う照ノ富士※記者撮影 Photo By スポニチ
 横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)が31日、春巡業が開幕した三重・伊勢神宮で奉納土俵入りに臨んだ。弟弟子の尊富士(24)が110年ぶりの新入幕優勝を飾った春場所は腰痛のため、3日連続で金星を配給。2勝4敗となった7日目から休場していた。
 土俵入り後に取材に応じ、腰痛は治療の効果で「何とか良くなってきている」と語った。4月28日まで全20日間の巡業では土俵入りに当面出場予定。取組前の稽古や取組への復帰については、「様子を見ながら」と慎重だった。ただ、夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)への出場を見据えた参加か?と問われ、うなずいた。
 春場所後、元幕内・北青鵬(22)による暴力事件の影響で宮城野部屋の当面閉鎖と伊勢ケ浜部屋への転籍が正式に決まった。受け入れる側の一番弟子は「(2つの部屋で)生活リズム、稽古内容は違うが、お互いを理解すればプラスになることもある」と指摘した。加えて「切磋琢磨して一人でも三役に上げたい」と指導への意欲も語った。

 伊勢ケ浜部屋の弟弟子は最高位が西前頭筆頭の熱海富士(21)、西前頭筆頭の翠富士(27)、西前頭3枚目の錦富士(27)、そして尊富士。宮城野部屋には西前頭9枚目の十両・伯桜鵬(20)がいる。転籍による相乗効果を期待した。

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