大の里 初めて本格参戦する春巡業開幕「厳しい巡業も頑張りたい」 故郷の北陸開催へ戦々恐々?

2024年03月31日 20:28

相撲

大の里 初めて本格参戦する春巡業開幕「厳しい巡業も頑張りたい」 故郷の北陸開催へ戦々恐々?
大の里 Photo By 代表撮影
 平幕・大の里(23=二所ノ関部屋)が31日、三重・伊勢神宮で始まった春巡業に臨み、朝稽古で王鵬(24=大嶽部屋)らと計7番取った。基本的に幕内力士が参加する巡業は地元金沢での昨年夏巡業で経験済み。当時はご当所でかつ、新十両昇進を決めたばかりのスポット参戦だった。
 今回は幕内力士として堂々参戦する巡業だが、「まだ分からないことばかり。一門の先輩にアドバイスをもらいながら一回り、二回り大きく成長できたら」。新入幕の初場所から連続2ケタ、連続三賞受賞の大器は控えめに意気込みを語った。

 石川県七尾市で計画した4月6日の春巡業は元日に発生した能登半島地震の影響で見送られたが、その前日5日は福井市、翌日7日は富山市を巡る。取組前の稽古で、格上の先輩力士から指名される場面も予想されるためか、自ら「厳しい巡業も頑張りたい」。早くも指名を覚悟しているかのような口ぶりだった。

 新入幕では1914年夏場所の両国以来110年ぶりの優勝を飾った尊富士(24=伊勢ケ浜部屋)と千秋楽まで優勝を争った春場所千秋楽から1週間。新三役が有力視される夏場所(5月12日初日・両国国技館)へ向け、「稽古を積んで頑張っていくだけ」と張り切っていた。

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