竹田麗央 1打届かず2位も初優勝に「少しずつ近づいていると思う」

2024年03月31日 20:27

ゴルフ

竹田麗央 1打届かず2位も初優勝に「少しずつ近づいていると思う」
<ヤマハレディース・最終日>9番、ティーショットを放つ竹田麗央(撮影・西尾 大助)  Photo By スポニチ
 【女子ゴルフツアー ヤマハ・レディース葛城 最終日 ( 2024年3月31日    静岡県 葛城GC=6545ヤード、パー72 )】 最終ラウンドが行われ、首位から出た竹田麗央(20=ヤマエグループHD)は3バーディー、4ボギーの73とスコアを落とし、通算9アンダーの2位で、優勝した小祝さくら(25=ニトリ)に1打及ばず、初優勝はお預けとなった。
 今季3度目の最終組で出た竹田はまたしても悲願達成はならなかった。ラウンド後はショックを隠して気丈に取材に応じると、「悔しい」と唇をかんだ。

 序盤のチャンスを決められず、8番、9番は続けて暫定球を打つほどティーショットが乱れて連続ボギー。「前半の最初の方でバーディーが取れたら違ったかも」と嘆いた。それでも、終盤まで首位は譲らなかったが、15番で2度バンカーにつかまってボギーを叩くと2位に後退。プレーオフに持ちこむためにイーグルを狙った18番パー5はバンカーから30ヤードの距離をピンそばまで寄せたが、惜しくもバーディー止まりだった。

 ただし、過去2度の最終組は最終的に5位が2度。今回は最後まで粘り抜いた。「今まではふわふわした感じだったけど、今日は自信もあったし、スタートから落ち着いてできた。(優勝は)少しずつ近づいていると思う」と最後は前を向いた。

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