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【柔道】膝に不安抱えながらもメダル死守で五輪出場権確実に 素根輝「出場権が確実にできて良かった」

2024年05月15日 11:42

柔道

【柔道】膝に不安抱えながらもメダル死守で五輪出場権確実に 素根輝「出場権が確実にできて良かった」
グランドスラム・カザフスタン大会を3位で終え、成田空港に帰国した素根輝 Photo By スポニチ
 柔道女子78キロ超級でパリ五輪代表の素根輝(パーク24)が15日、本番前最後の実戦となるグランドスラム(GS)カザフスタン大会を終えて成田空港に帰国。大会では3位にとどまったものの、ランキングポイントを積み上げて五輪出場権を確実にし、「出場権が確実にできたのは良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
 3月のGSトビリシ大会では5位とメダルを逃し、ランキングで五輪出場が微妙な状況にあった素根は4月にアジア選手権に出場も、左膝を痛めて準々決勝を途中棄権。当初は軽傷としていたものの、実際には「痛かった。最初はどうやって試合をするのかと思った。低い(担ぎ)技をするので不安だった」という。

 乱取りなど激しい稽古はほとんどできず、3、4日の調整のみで臨んだ今大会は準決勝で五輪本番でも最大のライバルとなるディコ(フランス)に寝技で一本負けを喫したものの、3位決定戦に勝ってメダルは死守。「自分のいいところを出せなかった。でも五輪前に対戦できたのは良かった」と前向きに捉えた。

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