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吉田優利「前進していくしかない」　今季初の日本ツアーで覚悟示す

2024年05月15日 17:09

ゴルフ

吉田優利「前進していくしかない」　今季初の日本ツアーで覚悟示す
＜ブリヂストンレディースオープン・プロアマ＞プロアマ戦をラウンドする吉田優利（撮影・会津　智海） Photo By スポニチ
　女子ゴルフのブリヂストン・レディースは16日、千葉県の袖ケ浦CC袖ケ浦で開幕する。米ツアーに主戦場を移し、今季初の日本ツアーとなる吉田優利（24＝エプソン）は15日はプロアマ戦で調整。「4日間戦いたい。ホステスプロだし、地元だし、土日にいっぱい応援に来てくださる方もいると思うので、しっかり2日間クリアしたい」と意気込んだ。
　今季米ツアーに参戦した吉田はここまで4試合に出場して予選通過は2度。最高成績も50位と苦戦している。米国の芝やコースセッティングに適応しきれていないことが原因で、「自分のスイングが崩れていった」という。

　ただ、過去を振り返ることはしない。「前のスイングに戻すのは不可能。戻したら日本に合ったスイングになってしまう」と、あくまで米国仕様のスイング完成を求めている。実際、ショートゲームでは「打ち方、距離感を工夫してだんだんイメージができている」と成長を感じる部分もあり、「前進していくしかない。今は我慢して前進できるよう意識している」と覚悟を決め、日々、自らのゴルフに向き合っている。

　今週は契約するブリヂストンの大会で出身地・千葉での開催。実戦の場を増やすためにも日本へ一時帰国した。ゴルフ界の“おしゃれ番長”として注目度も高いだけに、「自分の課題に向き合って両立しながらやっていければいい」と、持てる力をすべて発揮するつもりだ。
　

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