【リーグワン】花園・向井昭吾HC「覚悟を決めて選手を選ぶところがずれた」1年目「必ず1年で1部に」

2024年06月04日 13:37

ラグビー

【リーグワン】花園・向井昭吾HC「覚悟を決めて選手を選ぶところがずれた」1年目「必ず1年で1部に」
東大阪市役所で撮影に応じる(左から)向井ヘッドコーチ、野中主将、野田義和市長、飯泉GM、山本吉伸副市長 Photo By スポニチ
 ラグビー・リーグワン花園の選手とスタッフが4日、東大阪市役所の野田義和市長を表敬訪問した。
 今季はレギュラーシーズンで1勝15敗の最下位に沈み、浦安との入れ替え戦の末に2部降格が決定。来季は3季ぶりに2部で戦う。退任する飯泉景弘GMは「皆さまの期待を裏切る形となってしまい、責任を感じている。最後にミスなどで自滅してしまうところを修正できなかった」と頭を下げた。

 これに対して「勝負ごとの世界なので結果を受け止めないといけない。残念の一言に尽きる」と語った野田市長。それでも「1年で(1部に)上がってもらって、再来年には“今までは何だったんだ?”というぐらい頑張ってほしい」と期待を寄せた。

 元日本代表監督の向井昭吾ヘッドコーチ(HC)は指揮を執って1年目のシーズンを振り返り「私が総括すると、覚悟と徹底ができなかった」と口にした。その「覚悟」とは…。

 「覚悟を決めて選手を選ぶというところでずれたのかなと思っている。選手を選ぶ上で、自分の目でまだ見極めができなかった。前からいる選手や、1人1人の伸びしろ…。勢いのある選手を使った方が良かったのかなという部分もあるし、どれが正解かは分からないけど…。そこは私自身、コミュニケーション不足でもあるし“知る”というところについて、できなかった」

 来季も指揮を執る同ヘッドコーチは、就任時に掲げた「ライナーズを強くする」「日本代表の選手を輩出する」という目標を継続して掲げる。その上で「必ず1年で1部に戻って、なおかつ(1部に)定着できるようなチームをつくり上げていきたい」と抱負を語った。

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