×

【柔道】斉藤立 パリ五輪へ「もっと状態は上がる」母校・国士舘大で練習公開

2024年06月04日 21:09

柔道

【柔道】斉藤立 パリ五輪へ「もっと状態は上がる」母校・国士舘大で練習公開
<斉藤立 公開練習>練習後、囲み取材を受ける斉藤立(撮影・松永 柊斗) Photo By スポニチ
  柔道男子100キロ超級でパリ五輪代表の斉藤立(22=JESグループ)が4日、東京都多摩市の母校・国士舘大で練習を報道陣に公開。本番開幕が52日後に迫る中、精力的な乱取りで追い込み、「今は追い込んでいる段階で、(本番)直前まで追い込む。もっと状態は上がると思う。追い込むことで、誰よりもやっているという自信が付く。それが試合の力となる」と大汗をぬぐいながら語った。
 この日は午前中にウエートトレーニングやランニングトレーニングを計3~4時間実施していたといい、「常識外れのトレーニング。ウエートや、瞬発系のトレーニング。泣きそうになったが、負けたくないので」と振り返った。疲労が抜けきれない中での午後の稽古となったが、その状況こそ、斉藤が望んでいること。「限界を超えた先の稽古が大事。それが自信になり、勝ちにつながっていく」と話した。

 パリでは84年ロサンゼルス大会、88年ソウル大会を2連覇した亡き父・仁さんとの父子制覇の期待を集める。「小中学生の時はロサンゼルスの時の、全盛期の根こそぎ持って行く柔道に憧れたが、最近は(ケガで苦しんだ末に出場した)ソウルの方が心に来る。こんな人はいないなと思う」と父が激闘を心に焼き付けている斉藤。「自分だけの五輪ではない。家族とか国士舘とか、全員で闘いに行く」と気持ちを高ぶらせた。

おすすめテーマ

2024年06月04日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム