大人だね、マー君 悪コンでション想定で投球

2009年02月15日 07:31

野球

 さあ、準備は整った。楽天・田中が沖縄・久米島キャンプ第3クール4日目の14日、2度目の紅白戦に登板。WBC東京ラウンドと日程が同じ、中1日での紅白戦登板で上々の仕上がりを見せた。

 白組の2番手でマウンドに上がった。WBC用のボールとロジンを使用し2回を2安打無失点、さらに今キャンプ最速の146キロをマーク。中継ぎでのフル回転を期待される本番を想定した“予行演習”での好投に、「内容は悪くなかった。最初は悪かったけど、投げている中で修正できたので良かったと思う」と手応えを口にした。キャンプでは12日間の練習日のうち10日、投球練習を行った。野村監督の「マー君は投げるのが好きだけど、ちょっと投げすぎってことはないのか?」という心配にも涼しい顔。13日から体の重さを訴えるなど疲れはピークながらも「状態が悪いときに投げることもやれたらいい」と志願登板。自ら悪コンディションを想定して実戦に臨むという課題を持っての登板に、3年目右腕の非凡さがのぞいた。
 14日の朝には通常より20分早い午前6時40分に散歩をスタートし、朝食までの時間を利用して荷造りを進めるなど準備は万端。15日には岩隈とともに久米島から宮崎へ移動。「いよいよって感じですけど、自分のやれることをやってアピールできればと思う。WBCに出たい」と意欲を燃やした。

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