田沢が始動!初ブルペンで53球

2009年02月15日 06:00

野球

田沢が始動!初ブルペンで53球
ブルペンに入った田沢はエプスタインGM(左奥)、シプリー国際スカウト部長(右奥)の見守る中、力強い投球を披露した
 レッドソックスに入団した田沢が14日、フロリダ州フォートマイヤーズでキャンプインし、プロとしての第一歩を踏み出した。午前9時15分、快晴の下、チームメートの後を追うように元気にクラブハウスを飛び出すと、斎藤、岡島と雑談しながらストレッチ。前日から「心境に変化はない」と話していた通り、緊張した様子はなく笑顔のキャンプインとなった。
 若手組に入り、初のキャッチボールの相手は24歳の左腕ジョンソン。その後はブルペンへと移動し、エプスタインGM、フランコナ監督、ファレル投手コーチが熱視線を送る中、捕手のブラウンを相手に投球練習を行った。9球のウオームアップを終えると、捕手を座らせ直球にカーブ、スライダーも交えて53球。「完全にこっちのボールに慣れたわけではない」と言いながらも、初日から安定した制球力を披露し、最後は指揮官とがっちり握手を交わした。
 注目の背番号「86」も初披露。投手では最大、野手を含めてもキャンプ参加59選手中、87番のダエジェスに次ぐ大きい番号となった。「番号にそんなにこだわりはないけど、86はちょっと重いかな。この数字でメジャーで投げている姿は想像できないですね」。選択の余地もなく前日に与えられたそうで、これには1986年生まれとはいえ「そう言われればそうですけど関係ないと思います」と苦笑い。25人の開幕メジャーを目指し、田沢の戦いが幕を開けた。

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