記録的豪雨の熊本・城南地区13日遅れで開幕 八代農・山田は“感謝”の公式戦初ヒット

2020年07月19日 05:30

野球

記録的豪雨の熊本・城南地区13日遅れで開幕 八代農・山田は“感謝”の公式戦初ヒット
熊本県城南地区大会で、試合前に黙とうする八代農ナイン Photo By 共同
 【熊本大会・城南地区1回戦   八代農5―8上天草 ( 2020年7月18日    県営八代 )】 熊本県の城南地区大会が、13日遅れで開幕。今月上旬に記録的な豪雨に見舞われ、甚大な被害を受けた地域の球児たちが晴天の下、生き生きとした声と打球音を響かせた。
 上天草―八代農の第1試合前には、両チームがベンチ前に並び黙とうした。5―8で敗れた八代農の山田快空(1年)は八代市坂本町の自宅が被災。5日朝にユニホームを持ち出し家族と外を歩いていたところ、自衛隊のヘリコプターで救助され、八代市総合体育館へ避難した。今も暮らす避難所では小学1年生の弟の世話をしながら、友人とキャッチボール。16日に練習に合流したばかりだが、公式戦初安打を記録した。「うれしかった」と喜びつつ、「いろいろな人に感謝しながら高校野球生活を送りたい」と話した。

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