松商学園コールド発進 エース長野が1失点好投「気持ちが入った」

2020年07月19日 12:35

野球

松商学園コールド発進 エース長野が1失点好投「気持ちが入った」
<松本第一・松商学園> 好投した松商学園・長野 Photo By スポニチ
 【令和2年度夏季長野県高校野球大会 2回戦   松商学園9―1松本第一 ( 2020年7月19日    松本四賀 )】 夏36回の甲子園出場を誇る松商学園が3年生のみで大会に臨み、初戦を7回コールドで快勝した。先発したエース・長野健大(3年)が4安打1失点の好投。先発を1週間前に言い渡されたというエースは「(先発が決まって)ソワソワしていたけど気持ちが入った」とため込んでいた力を解放した。
 昨秋はわずか1イニングの登板のみだった男が急成長を遂げた。入学時から肘の負傷に悩まされ続けていた。投球ができない中、誰よりも走り込み下半身を強化した。冬場は下半身を使ったフォームを追求。スピードアップを図った。足立監督は「持っている力はあった。苦しい思いをしてきたが冬で実った。2年生がいても彼がエース」とねぎらった。長野は「ケガで2年間投げてなかったけど走っていたので強さはある」と自信を持って今夏のマウンドに立つ。

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