強すぎる!大阪桐蔭 春4度目の頂点へ6発圧勝 エース前田が6回12Kの快投 つけ入る隙なし

2022年03月28日 18:21

野球

強すぎる!大阪桐蔭 春4度目の頂点へ6発圧勝 エース前田が6回12Kの快投 つけ入る隙なし
<市和歌山・大阪桐蔭>6回2死一塁、大阪桐蔭・伊藤はこのイニング2本目となる左越え2ランを放つ(投手は市和歌山・米田)(撮影・坂田 高浩) Photo By スポニチ
 【第94回選抜高校野球大会第9日第4試合 準々決勝   大阪桐蔭17-0市和歌山 ( 2022年3月28日    甲子園 )】 第94回選抜高校野球大会第9日は28日、阪神甲子園球場で準々決勝が行われ、第4試合では4度目の春頂点を狙う大阪桐蔭が、17-0で市和歌山を下し、30日の準決勝に進出した。
 初回、市和歌山の先発・淵本が連続四球で立ち上がりに不安を見せると、4番の丸山が1死二、三塁の好機に左前適時打を放ち、すかさず2点を先制。さらに5回には2番・谷口がバックスクリーンへソロ弾を放つと、主将の星子も右翼へ3ラン。大量リードを奪った。

 マウンドが市和歌山のエース米田に代わっても、打線は活況。6回には伊藤が左中間への一発を放ち、丸山がこの日4安打目となる適時打など猛攻が止まらず。代打・工藤にも右翼への一発が飛び出し、さらに伊藤からこの回2本目となる本塁打が飛び出すなど、この回一挙8点を挙げた。7回には海老根にも一発が飛び出して、1試合6本塁打(1984年・PL学園)の大会記録に並んだ。

 投げても、エースが快刀乱麻。今大会初登板ながら、最速145キロを誇る本格派左腕の先発・前田が、3回には3者連続三振を奪うなど、5回までに10奪三振。今秋ドラフト候補の捕手・松尾に、力強い球を投げ続けた。結局、6回まで1安打無失点、12奪三振でお役御免となった。

 コロナ感染のため2回戦を辞退した広島商について、西谷浩一監督は「広島商の思いを背負いながら、次戦への準備をしていきたい」と話していたが、強すぎると思わせるほどの内容で圧勝劇となった。

 また西谷監督は春夏通算59勝目を挙げ、歴代2位で並んでいた中村順司氏(PL学園)を抜き、単独2位となった。

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