センバツ初の1イニング2本塁打!大阪桐蔭・伊藤「ベンチが盛り上がってくれてよかった」

2022年03月28日 20:14

野球

センバツ初の1イニング2本塁打!大阪桐蔭・伊藤「ベンチが盛り上がってくれてよかった」
<市和歌山・大阪桐蔭>6回2死一塁、大阪桐蔭・伊藤は左越え2ランを放ち、ガッツポーズ(撮影・坂田 高浩) Photo By スポニチ
 【第94回選抜高校野球大会第9日第4試合 準々決勝   大阪桐蔭17-0市和歌山 ( 2022年3月28日    甲子園 )】 第94回選抜高校野球大会第9日は28日、阪神甲子園球場で準々決勝が行われ、第4試合では4度目の春頂点を狙う大阪桐蔭が、17-0で市和歌山を下し、30日の準決勝に進出した。
 強さを象徴するような打線の爆発。なかでも、1イニング3発(2011年・九州国際大付)、1試合6本塁打(1984年・PL学園)の2つの大会記録に並んだ立役者は、1番の伊藤だった。

 6回の先頭で打席に立つと、米田の変化球を左中間席へ。さらに、この回もう一度回ってきた打席ではまたも変化球を左翼席へ放り込み1イニング2発の記録を達成した。選抜大会では初の快挙で、しかも相手が疲労困憊だったとはいえドラフト候補の米田だけにうれしさも倍増。伊藤は「ビックリしています。うれしい気持ちでいっぱいです」と笑みを漏らした。

 1本目については「打った瞬間はいったかどうかは分からなかったが、入ってうれしかった」と話し、2本目には「ホームランを打った後だったので、つなぐ気持ちで打席に入った。結果的にホームランになって、驚きました」と振り返った。

 個人での2打席連続本塁打は、1984年の清原和博(PL学園)、1992年の松井秀喜(星稜)、2007年の中田翔(大阪桐蔭)ら偉大な打者に並ぶ記録でもあるが、それを上回る1イニング2発。「きょうの結果にとらわれずに、上を目指していきたい。今まで調子が悪かったんですけども、ベンチが盛り上がってくれてよかったです」と謙虚に話していた。

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