巨人・坂本 4安打復帰も巨人逆転負け…王貞治超え歴代8位の通算172度目猛打賞

2022年03月28日 05:30

野球

巨人・坂本 4安打復帰も巨人逆転負け…王貞治超え歴代8位の通算172度目猛打賞
<巨・中>7回、坂本はこの日4安打目となる二塁打を放つ (撮影・森沢 裕) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人5―7中日 ( 2022年3月27日    東京D )】 長期離脱も予想された巨人・坂本が、戦列に戻ってきた。21日の練習中に左脇腹を痛め、故障班で調整していた主将が「2番・遊撃」で今季初の先発出場。初回無死三塁の第1打席で左翼線に先制二塁打を放つと、左前打、左前打、右中間二塁打と4安打の固め打ち。通算172度目の猛打賞は王貞治を抜き、歴代8位とした。「一年間長いシーズン。いい雰囲気で戦って、その中心でいられるように頑張ります」とチームを引っ張る決意を改めて口にした。
 昨季4敗を喫した天敵・柳から初回に4得点。主将の復帰が勢いを呼び、2年ぶりの開幕3連勝が見えたが、最後に救援陣が崩れた。5―3の9回に登板したデラロサが2四球と遊撃・広岡の失策も絡んで満塁とされると、大島に同点打を浴びた。延長10回に直江が勝ち越し打を許した。

 開幕から2試合連続セーブのドラフト1位・大勢を温存したことに「彼の力は借りずに、とにかく先輩たちで何とか守り抜こうということ」と原監督。新人右腕の酷使を避け、手痛い逆転負けを喫した。(川島 毅洋)

おすすめテーマ

2022年03月28日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム