【甲子園】星稜 愛工大名電に完敗 チーム夏の甲子園最多14失点 山下監督「相手打者が1枚も2枚も上」

2022年08月07日 14:27

野球

【甲子園】星稜 愛工大名電に完敗 チーム夏の甲子園最多14失点 山下監督「相手打者が1枚も2枚も上」
<愛工大名電・星稜>1回に5失点を喫した星稜の先発・マーガード(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【第104回全国高校野球選手権大会 1回戦   星稜2-14愛工大名電 ( 2022年8月7日    甲子園 )】 今春センバツ8強の星稜(石川)が愛工大名電(愛知)に2-14で敗れ、2016年以来6年ぶりに初戦敗退を喫した。エースでプロ注目の右腕、マーガード真偉輝キアン投手(3年)が先発も、2回途中9失点を喫して降板した。
 マーガードは初回から制球に苦しみ、4安打2四死球で5失点。さらに、2回も相手打線を止められず。重盗を許した上に、4番・山田に2打席連続適時打を浴びて降板。2番手・武内にマウンドを託した。打線は毎回のように好機を作り、5回に2点を返したが及ばなかった。14失点はチームとしては夏の甲子園史上最多失点となった。

 星稜を春夏通じて25度の聖地に導いた山下智茂名誉監督を父に持つ山下智将監督は5月末から代行監督として指揮し、甲子園初采配となったが初勝利とはならなかった。まさかの大敗にため息をつきながら「立ち上がりからリズムのつかめない野球になって、やりたいことができなかった。マーガードがきょうはボールが走らなかった。なんとかかわしてピッチングを、というところだったが、バッターがきわどい所はうまくファウルにしていた。甘い所はしっかりとらえられた。相手打者が1枚も2枚も上でした」と悔しさをにじませた。

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