侍・今永が決勝・米国戦の先発浮上 準決勝・メキシコ戦登板なしなら 国際試合で防御率0・60

2023年03月21日 04:55

野球

侍・今永が決勝・米国戦の先発浮上 準決勝・メキシコ戦登板なしなら 国際試合で防御率0・60
キャッチボールする今永(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【WBC準決勝   日本―メキシコ ( マイアミ )】 準決勝でメキシコに勝った場合、21日(日本時間22日)の米国との決勝の先発候補に今永が浮上してきた。1次ラウンドの韓国戦、準々決勝のイタリア戦では第2先発(準々決勝は3番手)の役割を果たした左腕。投手陣総動員で臨む準決勝の結果次第で、決勝で先発する可能性がある。
 ローンデポ・パークでの前日練習で、入念にマウンドの感触を確認。「日本にないような、神宮にちょっと近いような。硬いし、ちょっと粘土っぽくて。でも神宮よりも全然硬かった」と話した。ブルペン投球後は「ブルペンと(マウンドが)同じってことだったので。“こんな感じか”って感じで投げた」と説明。感覚的には、スパイクの歯が刺さりにくいとし「突っ立って投げてしまう。上半身の柔らかさが出ないと、ちょっと負担が大きい」としたが「特に問題ない」と話した。

 この日は投手15人中10人がブルペン投球。「行ける人は全員行く」と栗山監督が話す通り、準決勝は総動員で臨む。今永もブルペン待機し登板に備えるが、温存の場合は決勝先発に回る可能性が高い。決勝にはダルビッシュも登板準備するが、まずは準決勝突破へ総力をつぎこむ。

 国際試合は10試合計30回を投げ2失点で、防御率は0・60。今大会も2試合計4回を投げ3安打1失点と安定感抜群の左腕が、世界一への鍵を握る。

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