日本ハム10連敗 17年4月以来6年ぶり泥沼で2年連続12球団最速50敗 初回2点先制も打線15三振

2023年07月17日 21:38

野球

日本ハム10連敗 17年4月以来6年ぶり泥沼で2年連続12球団最速50敗 初回2点先制も打線15三振
<西・日>2回、ベンチの新庄監督 (撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   日本ハム2ー7西武 ( 2023年7月17日    ベルーナD )】 日本ハムは17日、ベルーナドームで西武と対戦し2―7の逆転負けで、17年4月以来となる6年ぶりの10連敗となった。
 9連敗中は1点差負けが7度、前日は2点差負けと勝利になかなか届かない。何とか連敗から脱出しようと、前日7番の万波を1番、5番の清宮を2番、2番の郡司をプロ入り初の4番に据えるなど、打線を組み替えた新庄監督だったが、前半戦最終戦となったこの日は先制しながらも勝ち切ることはできなかった。

 初回に万波が左前打で出塁し、1死一塁からマルティネスが先制11号2ランを放ち、チーム25イニングぶりとなる得点となった。連敗ストップへ幸先のいい先制となったが、先発・鈴木が2回に崩れた。

 初回を3者凡退に抑えて完璧な立ち上がりも、2回に2年ぶり4番に座った栗山に初球を右翼席に運ばれた。さらに3連打を浴びて同点とされ、無死二、三塁から四球を与えたところで降板となった。

 2番手には福田俊がマウンドに上がったものの、無死満塁から蛭間に勝ち越しの2点適時打を浴びて逆転を許した。一気に劣勢となると、打線は走者を出しながらも、西武先発・隅田の前に6回12三振で本塁が遠い。

 打線は2-5の7回に2番手・本田を攻めたて無死満塁としたが無得点。すると、その裏に5番手で登板した宮西が2本のソロ本塁打を浴びて5点差に広げられて試合を決められた。最大のチャンスを生かせなかった打線は計15三振だった。

 これで日本ハムは17年4月以来となる泥沼の10連敗で2年連続となる12球団最速50敗。奇しくもリーグ最速50敗を迎えた日付は昨年と同じ7月17日だった。前半戦は35勝50敗の最下位で借金は今季ワーストとなる15で終えた。

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