巨人・菅野 自己最短1/3回で6失点KO 村上に3ラン、内山に2ラン被弾 7回零封から中8日で悪夢

2023年07月17日 18:39

野球

巨人・菅野 自己最短1/3回で6失点KO 村上に3ラン、内山に2ラン被弾 7回零封から中8日で悪夢
<ヤ・巨>初回、菅野は内山に2ランを浴びる (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2023年7月17日    神宮 )】 巨人の菅野智之投手(33)がヤクルト戦(神宮)で今季5度目の先発登板。初回1死しか取れず、2本塁打を含む6安打を浴びて6失点KOされた。わずか17球。1/3回は自己最短での降板となった。
 今季初顔合わせとなったヤクルト打線にいきなり捕まった。1番・並木に真ん中付近へ入った初球直球を中前打されると、2番・山崎の三遊間への打球は門脇がダイビングキャッチで止めるも送球できず、内野安打で無死一、二塁。3番・サンタナの右翼への飛球を秋広が転倒して二塁打にすると、マウンドの菅野は思わずのけぞった。

 これが1失点目。そして、続く4番・村上にはカウント1―1からのフォークボールを左中間スタンド中段へ叩き込まれた。村上は16号3ラン。菅野は開始から10球で4失点となった。

 5番・オスナにも中前打され、これで開始から5者連続被安打。菅野は首をひねり、巨人ベンチも慌ただしくなった。

 6番・武岡は右前に抜けてもおかしくない打球だったが、二塁を守る吉川の好捕でようやく1死。だが、続く7番・内山に初球の外角スライダーを左翼スタンドへ運ばれ、5号2ランで6失点となると、原辰徳監督(64)が勢いよくベンチを立ち上がり、自らマウンドへ向かって投手交代を告げた。

 菅野の投球内容は1/3回で打者7人に対して17球を投げ、6安打6失点。奪三振、与四死球はともになく、直球の最速は145キロだった。

 前回登板した8日のDeNA戦(東京D)では7回を6安打無四球で零封。本拠・東京ドームで今季初勝利となる2勝目(2敗)をマークしていた。

 菅野が1/3回でKOされるのはプロ11年目で自己最短。これまでの最短KOは2019年6月23日のソフトバンク戦(東京D)で1回0/3を4失点降板だった。

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