瀬田工、今春選抜出場の彦根総合に惜敗 プロ注目の平田大樹はプロ志望届提出へ

2023年07月17日 14:33

野球

瀬田工、今春選抜出場の彦根総合に惜敗 プロ注目の平田大樹はプロ志望届提出へ
<彦根総合・瀬田工>9回裏、空振り三振で最後の打者となった瀬田工・平田(8)は打席で崩れ落ちる Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権滋賀大会2回戦   瀬田工2―3彦根総合  ( 2023年7月17日    マイネットスタジアム皇子山 )】 瀬田工は今春の選抜大会に出場した彦根総合に惜敗した。プロ注目の平田大樹外野手(3年)は4打数1安打1打点。1点を追う9回裏は空振り三振に倒れて最後の打者となった。
 「絶対に逆転する気でいました。悔いが残らないように思い切って振ったが(三振した瞬間は)全身の力が抜けてしまった」

 昨秋のコロナ感染が尾を引いた。約1カ月は練習に参加できず70キロあった体重は61キロまで落ちた。後遺症で頭痛が残り、練習もままならない日が1カ月以上も続いた。

 敗れたが、視察したNPB5球団のスカウトに好打者らしさを見せた。4回1死二塁から外角球にうまく合わせて左翼線へ適時二塁打。その後1死一、三塁となりセーフティースクイズは三塁線へ転がったが、三塁走者の平田は捕手のタッチをかいくぐって同点のホームに滑り込んだ。(記録は犠打野選)

 注目の進路については「たぶん(プロ志望届を)出すと思います」とプロを明言。未来を信じて練習を続ける。

 ◇平田 大樹(ひらた・だいじゅ)2005年(平17)8月25日生まれ、滋賀県出身。瀬田小3年から瀬田スポーツ少年団で野球を始め、高穂中では湖南ボーイズでプレー。瀬田工では1年秋からレギュラー。50メートル走5秒9、遠投100メートル。高校通算21本塁打。1メートル81、70キロ。右投げ左打ち。

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