楽天が8月は黒星発進 5回5失点で6敗目の早川に石井監督は「気持ちで上回っていかないと」と指摘

2023年08月01日 22:17

野球

楽天が8月は黒星発進 5回5失点で6敗目の早川に石井監督は「気持ちで上回っていかないと」と指摘
<オ・楽>6回、投手交代を告げる石井監督(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   オリックス2―6楽天 ( 2023年8月1日    京セラドーム )】 楽天が敵地でオリックスに敗れ、8月は黒星からスタートした。
 先発・早川は2回まで無失点に抑えたが、0―0の3回に2死から山足と紅林に連続二塁打を浴びて先制を許す。4回は頓宮に左翼席上段への特大ソロを被弾し、5回にも3失点。立ち直ることができないまま、5回9安打5失点で降板した。

 一方の打線は相手先発・山本から7安打を放ってつくったチャンスを生かし切れず。9回に3番手・山岡から2点を奪って零敗を免れる意地は見せたが、中盤までのビハインドが重たかった。

 石井監督は試合後、早川の投球を「結果として打たれるのはしょうがない」と振り返った上で「(相手の)エースと対戦する時は、負けないという気持ちを持って上回っていかないと。メカニックとかいろんなチェックポイントとかを淡々を振り返りながら試合をするのじゃなくて。相手の投手の大きさを見て、それ以上に食ってやろうという気持ちがないと厳しいかもしれない」と指摘した。

 山本を攻略しきれなかった打線については「ヒットの出るタイミングが悪かっただけで、連打は難しい投手なので、個々のマッチアップでヒットを打てていることは悪いことじゃない。打者は良いアプローチをしてくれた」と前向きにとらえていた。

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