エンゼルス 新加入組躍動2連勝 グリチェク移籍即1号、初「兜」もツノポロリ クローンも適時打

2023年08月01日 14:24

野球

エンゼルス 新加入組躍動2連勝 グリチェク移籍即1号、初「兜」もツノポロリ クローンも適時打
<ブレーブス・エンゼルス>移籍直後の試合で活躍し笑顔のグリチェク(左)とC・J・クロン(撮影・沢田 明徳)  Photo By スポニチ
 【インターリーグ   エンゼルス4ー1ブレーブス ( 2023年7月31日    アトランタ )】 エンゼルスは31日(日本時間8月1日)、敵地アトランタでブレーブスと対戦。「2番・DH」で先発出場。ロッキーズから移籍したばかりのランデル・グリチェク外野手(31)が4回に移籍1号となる右越えソロを放った。
 グリチェクと、同じくロッキーズから移籍したC・J・クローン内野手(33)はともに古巣へ復帰となった。クローンは通算186本塁打、グリチェクは同183本塁打を誇る右の強打者で、チーム9年ぶりのPS進出へ「本気」が現れた補強となった。2人は即チームに合流。クローンは「3番・一塁」、グリチェクは「7番・左翼」でスタメン出場した。

 グリチェクは1点リードの4回、先頭で直球をとらえた。ややこすったような当たりながら右翼席へ着弾。今季9号のソロとなった。ダイヤモンドを一周してベンチに帰ると恒例の儀式で初めて「兜」をかぶせられてナインとハイタッチ。兜を脱ぐ際、「ツノ」が外れて落下してしまい、驚くハプニングもあった。

 試合は4-1でブレーブス3連戦初戦を白星。「素晴らしかった。緊張したけれど試合が進むにつれて落ち着けた。(兜について)あれがなんなのかまだよくわからないから後で教えてもらうよ」と苦笑しながらも幸先良いスタートに笑顔だった。

 09年ドラフト1巡目(全体24位)でエンゼルスに入団。ブ軍時代の19年には自己最多31本塁打をマークした。今季は故障で出遅れたが現在は万全。試合前には「とてもエキサイティングしている。エンゼルスに入団して(その後移籍したため)メジャーに昇格するまで14年かかるなんて思わなかった(笑)」とジョークを交えながら喜んだ。

 さらに「実は2日前に(以前から交流のある)トラウトとメールのやり取りをしていた。将来について語り合っていたらそれから48時間も経たないうちにエンゼルスに移籍が決まった驚いた。その後は電話もした。エンゼルスはプレーオフ進出を本気で狙っている。間違いなく可能性はある」と意気込んでいた。

 クローンは11年のドラフト1巡目(全体17位)で入団し、17年までエ軍でプレー。大谷加入の影響で18年2月にトレードで放出され、昨季はロ軍で29本塁打を放った。第4打席までは凡退したが、9回に中前適時打を放ち「最後に良い形になった。投手陣も素晴らしくて良い勝利になった」と喜んだ。

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