じん帯損傷の左腕ドーリトルが引退、昨年7月半年での復帰目指しインターナルブレース手術選択もかなわず

2023年09月23日 09:09

野球

 ナショナルズの左腕ショーン・ドーリトル(36)が22日(日本時間23日)に引退を発表した。11シーズン、メジャーでプレーし、463試合に登板、26勝24敗、防御率3・20、112セーブの成績。投げる球の90%近くが93マイルから95マイルの直球で、14年と18年の2度オールスターに選出されている。
 キャリアのハイライトは19年。公式戦は6勝、29セーブ、ポストシーズンは9試合に投げ2セーブで、ナショナルズの初の世界一に貢献した。

 だが、22年4月6試合に登板してひじのじん帯損傷。PRP(多血小板血しょう療法)でのシーズン中の復帰を目指したが回復せず、7月に手術に踏み切った。

 23年の開幕戦での復帰を目指し、リハビリに時間のかかるトミー・ジョン手術(側副じん帯再建術)ではなく、インターナルブレースによる手術を選択。しかし、開幕には間に合わず、その後球速は92マイルまで戻ったが、マイナーでの登板は11試合、10・2イニングに投げて、防御率5・91の不成績。メジャー復帰はかなわず引退を決意した。

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