東洋大の最速158キロ左腕・細野「スプリットに助けてもらった」爆発力封印8回零封で今季初勝利

2023年09月23日 05:00

野球

東洋大の最速158キロ左腕・細野「スプリットに助けてもらった」爆発力封印8回零封で今季初勝利
<日大・東洋大>8回、無失点に抑えガッツポーズをする東洋大・細野(撮影・大城 有生希) Photo By スポニチ
 【東都大学野球第2週最終日   東洋大6ー0日大 ( 2023年9月22日    ZOZOマリン )】 3回戦3試合が行われ、10月26日のドラフト会議で1位候補に挙がる「東都ドラ1セブン」の中から6投手が競演した。日大を下した東洋大の最速158キロ左腕・細野晴希投手(4年)は8回2安打無失点。プロ注目の逸材たちが火花を散らした。
 東洋大の最速158キロ左腕・細野は8回を2安打無失点で9三振。21年4月21日以来の1部白星をつかんだ。この日最速は147キロ止まりも、これまであまり投げていなかったスプリットで空振りの山を築き「スプリットに助けてもらった。(3戦目に)みんながつないでくれたので絶対に取りたい気持ちだった」と語った。

 8月28日に大学日本代表で臨んだU18日本代表との壮行試合では、アマチュア左腕最速となる158キロをマークした「爆発力」は封印。コーナーに投げ分ける冷静さが光り、2カード目を終えたチームに勝ち点2をもたらした。ロッテ・佐々木朗が毎試合のように160キロをマークするZOZOマリンで初登板。「全然スピードが出なくて…これで160キロは凄いなと思いました」と驚嘆していた。

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