巨人・阿波野コーチ 今季広島に打たれた理由「トータルで考えるとまだ相手の方が上回っているということ」

2023年09月23日 18:14

野球

巨人・阿波野コーチ 今季広島に打たれた理由「トータルで考えるとまだ相手の方が上回っているということ」
<巨・広>7回、秋山(左)に2ランを打たれた船迫(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人3―7広島 ( 2023年9月23日    東京D )】 4位・巨人は23日、2位・広島との今季最終戦に3―7で敗戦。先発の菅野智之投手(33)が2本塁打を浴びるなど6回0/3を7安打4失点で8敗目を喫した。24日からの3位・DeNAとの3連戦(横浜)で1敗か引き分けでも自力CSの可能性が消滅する“崖っ縁”に立たされた。
 阿波野秀幸投手チーフコーチ(59)との主なやりとりは以下の通り。

 ――菅野の投球。

 「ちょっと当たりがね、ちょっと良くないヒットもあった。堂林選手に投げたところもこれから映像でチェックしますけど、2打席続けて早いカウントで仕留められているってところが、今日はポイントになってしまったかなと思います」

 ――2打席とも外の曲がり球を打たれた。

 「そうですね、それは分かっています」

 ――狙い球を絞られていた。

 「どちらかと言うと、堂林選手のホットゾーンであるという高めのボール。ストレートの強いバッターですけど、ここのところ4番でずっといる選手ですから、その辺の注意力っていうのが必要かなと。その辺の部分がなかなか主導権を握れなかったのかなっていうのはあります」

 ――広島打線には今季打たれた。

 「これだけの対戦成績になってしまうと、そうですねとしか言いようがないですね」

 ――理由は。

 「まあ苦しめられた部分は長打力もあれば、粘り強さもあれば、まあ今年急に打ち出した打線ではないのでね。以前の打撃力も知っているので、左打者だったら、簡単に引っかけたりしない、センター中心に打ち返してくる。なおかつ2ストライク後も非常に粘り強いっていうところで、根負けする部分がありました。トータルで考えるとまだ相手の方が上回っているということだと思います。今日はフォアボールもない。そういう試合もあるわけですし、逆にこっちから崩れていく試合もあるので、やはり自分たちの力っていう部分では若い投手、今日も船迫君もね、決してこの頃の調子を思えば、ああいう場面で期待して行くっていうのは、皆さんも分かっていると思いますが、そこで秋山選手に上回られて、ストレートを仕留められてしまうのは、まだまだ若さっていう部分だと思いますね」

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