広島 龍馬で21試合ぶり初回得点! 17日ぶり復帰戦で存在感

2023年09月27日 06:45

野球

広島 龍馬で21試合ぶり初回得点! 17日ぶり復帰戦で存在感
<広・中>1回無死一、三塁、西川の二ゴロで三塁走者が生還し先制点を入れる(撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島2―0中日 ( 2023年9月26日    マツダ )】 広島・西川は右脇腹違和感から17日ぶりに復帰し、最初の打席を初回無死一、三塁で迎えた。フルカウントから3球連続ファウル。球種やコースが変わっても空振りはしない。一塁走者が4球連続でスタートを切った9球目も厳しい内角低めに合わせて先制の二ゴロ。結果的に決勝打になった。左翼守備では好捕があっても4打数無安打。「収穫なし。全然。体は問題ない。今日はそこだけ」と表情は緩まなかった。
 初回得点は同じ西川が適時二塁打した8月30日の巨人戦以来、実に21試合ぶり。主力に離脱者が相次いだ影響が大きかった分、状況に応じた“最低限”が光る。同じ初回に左太腿裏故障から復帰3戦目の上本が三盗。坂倉は3ボールから右翼線へ二塁打を放ち、47打席ぶりの適時打で2点目を加えた。

 2回以降は無得点でも打線のつながりには予兆が見られ、新井監督は「いいゲームだった」と前向きだ。残り3戦全勝なら、DeNAの勝敗に関係なく2位が決まり、本拠地でCSファーストSを迎えられる。「選手もここでやるぞと思ってくれている。ファンの方の願いでもある。全員で頑張っていく」と意気込んだ。

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