耐久が耐えた!嘉永5年創立の伝統校が40年ぶり近畿切符 139キロ右腕・冷水が完封「信じていた」

2023年10月07日 12:26

野球

耐久が耐えた!嘉永5年創立の伝統校が40年ぶり近畿切符 139キロ右腕・冷水が完封「信じていた」
<耐久・和歌山東>6回2死満塁を抑えてガッツポーズする冷水(撮影・河合 洋介) Photo By スポニチ
 【高校野球秋季大会和歌山大会準決勝   耐久5―0和歌山東 ( 2023年10月7日    紀三井寺 )】 耐久が和歌山東を5―0で下し、40年ぶり3度目の近畿大会出場を決めた。
 耐久が耐えた。最速139キロ右腕の先発・冷水(しみず)孝輔(2年)が6安打完封勝利。5―0の6回2死満塁で三振を奪って切り抜けるなど我慢強く、「調子は良くなかったけど、野手が守ってくれると信じていた」と胸を張った。

 同校は嘉永5年の1852年創立、1905年創部の伝統校。40年ぶりの近畿大会出場に井原正善監督は「うれしいですね。(冷水は)制球がいつもよりかはイマイチだったけど、バックが助けてくれた。学校が古くから続いているので、生徒も安心して入学してくれる部分はあると思います」と伝統校の誇りを示した。

 ◇冷水孝輔(しみず・孝輔)2006年(平18)7月30日生まれ、和歌山県海南市出身の17歳。小学1年に加茂仲良しクラブで野球を始めて捕手と投手。中学では有田リトルシニアに所属した。耐久では1年春から背番号20でベンチ入りし、1年秋から背番号1。1メートル75、78キロ。右投げ右打ち。

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