阪神、FA静観モード 資金的余裕は選手に還元へ 

2023年10月07日 05:15

野球

 阪神が今オフのフリーエージェント(FA)選手の獲得戦線に参戦しない可能性が高まった。球団幹部が「今の戦力なら必要性をあまり感じていない」と方向性を示した。またFA戦線を静観することで生じる資金的余裕を「活躍したレギュラー陣にはしっかりと査定したいと思う。四球イコールヒットでしょ」と自軍の選手に還元する意向も示唆した。
 岡田監督が開幕前に四球の査定増額を球団に要望。大山のリーグ最多99四球を筆頭に近本67、中野57、佐藤輝54と選手たちも期待に応え、出塁率の高さがリーグ優勝の原動力の一つとなった。大山、近本、中野の3選手は査定上では“200安打”を超えることになる。投手陣でも村上、大竹、伊藤将の10勝トリオ、そして最多セーブの岩崎ら18年ぶりのリーグ優勝に大貢献した選手には、大幅昇給で応えるつもりだ。

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