阪神・村上 文句なしのCSファイナルS“先陣” 短期決戦正面突破へ18日から中4日投入も視野

2023年10月07日 05:15

野球

阪神・村上 文句なしのCSファイナルS“先陣” 短期決戦正面突破へ18日から中4日投入も視野
阪神・村上 Photo By スポニチ
 文句なしの“先陣”だ。阪神・村上が、18日のCSファイナルS初戦に先発することが濃厚になった。今後は9日にみやざきフェニックス・リーグの巨人戦(サンマリン)に登板し、そこから中8日と十分な準備期間をへて、本番へと向かう。
 ファーストSを勝ち抜くのは、広島かDeNAか。相手がどこであろうが、阪神にとってのポストシーズン“開幕”のマウンドに上がる男は不変だ。岡田監督はファイナルSの先発順など今後の方針に関して「もう全部決まってる」とうなずいた上で「(宮崎での登板日も)もう決まってるよ。(ファイナルまでに)だいたい逆算せなあかんしな」とファイナルS突破へ先発ローテーションの構想を固めていることを明かした。

 レギュラーシーズン終了から18日まで中13日の空白期間が生じるため、選手は9日から宮崎に派遣されてフェニックス・リーグで実戦を積む。岡田監督はじめ、1軍本隊も13日から参戦予定。それに先駆け、先発陣は9日の開幕戦から順次登板していく予定だ。

 指揮官も「別に隠す必要もないやん」と話したようにファイナルSは予告先発制で、煙幕を張る必要もない。「そんなん言わんでも(宮崎での登板順は村上、伊藤将あたりからと)分かるやろ。今年のCSなんやから(今年頑張った投手が投げる)」と説明した。

 村上は3年目の今季、先発ローテの軸でフル回転。10勝を挙げ、防御率1・75で最優秀防御率タイトルも奪取した“23年のエース”が日本シリーズ進出をかけた戦いの大事な初戦を託されるのは当然だろう。仮に第6戦までもつれれば中4日での投入も視野に入る。

 10日ヤクルト戦(西都)は伊藤将、11日楽天戦(サンマリン)は大竹と3戦目までのローテ順も見えてきた。4戦目以降も西勇、才木、青柳がスタンバイ。12球団一のチーム防御率を誇る最強投手陣で、短期決戦も正面突破する。(遠藤 礼)

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