阪神・湯浅“連投テスト”合格 和田2軍監督が近日1軍シート登板明言「岡田監督に見てもらって」

2023年10月07日 05:15

野球

阪神・湯浅“連投テスト”合格 和田2軍監督が近日1軍シート登板明言「岡田監督に見てもらって」
シート打撃に登板した阪神・湯浅(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 左脇腹の筋挫傷からの復活を目指す阪神・湯浅が6日、“連投テスト”をクリアした。1回1安打無失点だった前日5日のオリックスとの2軍練習試合に続き、この日は鳴尾浜球場で実施されたシート打撃に登板。植田ら打者5人相手に全19球で安打性0に封じ、最速148キロを計測した。
 「連投なので、多少は(体が)張ってはいますけど、問題ない。出力的には問題なく投げていると思いますし、もっと精度を高めたボールを投げたい」

 きょう7日の状態を見て問題がなければ、故障者管轄から外れる見込み。「リハビリ組を外れたら、徐々にゲーム感とかも投げていくうちに戻ってくると思う」とうなずく熱き右腕に、格好のアピール機会も待ち受ける。和田2軍監督が「甲子園でシートをやるので、そこで監督に見てもらって」と9日、あるいは10日に実施される1軍のシート打撃での登板を明言。「俺はそんなの(計算)入れてないよ、別に。完璧じゃなかったら無理やろ」と話していた岡田監督の前で快投を披露すれば、ポストシーズンでのメンバー入りへ視界が一気に広がる。

 湯浅も「一試合一試合、大切にしながら投げていきたい」と訪れたチャンスで結果を残すべく、言葉に力を込めた。今季、度重なる故障に泣かされてきた右腕。巻き返しを期し、最後まで懸命に腕を振る。(阪井 日向)

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