阪神・才木 「日本一になって終わりじゃない」進化へ「CSへ調整」&「来季へ体づくり」で時間有効活用

2023年10月09日 05:15

野球

阪神・才木 「日本一になって終わりじゃない」進化へ「CSへ調整」&「来季へ体づくり」で時間有効活用
キャッチボールする阪神・才木 Photo By スポニチ
 つかの間の準備期間を有効活用する。阪神・才木はCSファイナルSへの調整と並行して、来季に向けた体づくりに励んでいることを明かした。
 「来年に向けてのトレーニングは、やっぱりやりたかったので、ちょっと始めながら、CSに合わせている感じですね」

 球団38年ぶりの日本一を最大の目標に掲げつつ、同時にプロとして一年一年が勝負の積み重ねであることを理解する。「CSとか日本シリーズが終わってからとなると、やっぱり(準備)期間が短すぎる。1月にはキャンプに向けて仕上げていかないといけないとなると、1カ月ちょいぐらいしかないから」。試合がない今の期間を利用し、フィジカル強化、身体操作といったウエート系のトレーニングに取り組む日々。「シーズン中が1時間ぐらいだとしたら、長かったら3時間ぐらい」と濃密な内容だ。

 今季は8勝5敗、防御率1・82の好成績でリーグ制覇に貢献。一方で4度、出場選手登録の抹消を経験した。好成績に満足せず、さらなる進化を見据えている。「日本一をもちろん目指しているけど、日本一になって終わりじゃない。今年は、もうちょっとできたな、という思いの方が強いから」。投手陣の柱へと成り上がるべく、ポストシーズンに向けての調整と来季への準備を両立させる。(阪井 日向)

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