パ・リーグ、タイトル争いも最終戦へ 近藤26号、並ばれた浅村&ポランコは直接対決

2023年10月09日 21:27

野球

パ・リーグ、タイトル争いも最終戦へ 近藤26号、並ばれた浅村&ポランコは直接対決
<オ・ソ25>9回1死、近藤は左越え本塁打を放つ(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 パ・リーグはあす10日に楽天モバイルパークで開催される楽天―ロッテ戦でレギュラーシーズンの全日程が終了する。クライマックスシリーズ(CS)進出争いは残り1枠となり、3位ロッテは勝ちか引き分け、4位楽天は勝てば進出が決定。この日、ソフトバンクがオリックスに敗れたため、ロッテは勝てば2位でファーストS本拠地開催権を手にする。
 最終戦では個人タイトル争いにも注目だ。史上9人目(13度目)、パ・リーグでは2004年の松中信彦(ダイエー)以来、5人目(7度目)となる3冠王獲得の可能性があるソフトバンク・近藤は、最終戦のオリックス戦の9回に26号ソロ本塁打を放ち、3打数1安打。打率は・303で、「左第4中足骨疲労骨折」でリハビリ中のオリックス・頓宮(・307)を上回ることができず、頓宮の初タイトル獲得が確実となった。

 本塁打は自己最多を更新する26号を放ち、楽天・浅村、ロッテ・ポランコと並ぶトップに。10日の最終戦では、浅村は20年以来3年ぶり2度目、ポランコは初のキングの座を目指して直接対決する。打点は近藤が87、チームメートの柳田は85で終了。1試合を残す浅村は78、ポランコは75で追っている。

 最多盗塁はソフトバンク・周東が「36」のまま最終戦を終了。6回2死から四球で出塁し打者・今宮の場面で二盗を敢行。いったんはセーフと判定されたが、リプレー検証の結果アウトとなった。36で並ぶ楽天・小深田があすのロッテ戦で盗塁を決めれば単独でのタイトル獲得となる。

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