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オリックス・東が5回無失点好投で降板 先発投手が初めて初回無失点も打線が5回で9残塁拙攻

2023年10月20日 20:04

野球

オリックス・東が5回無失点好投で降板 先発投手が初めて初回無失点も打線が5回で9残塁拙攻
<オ・ロ>4回、力投する東(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【パCSファイナルステージ第3戦   オリックス―ロッテ ( 2023年10月20日    京セラD )】 オリックスの育成出身右腕・東晃平投手(23)が20日、勝てば3年連続の日本シリーズ出場に王手がかかるクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦(京セラD)に先発登板。5回4安打無失点と好投して降板した。
 今季は8度の先発を含む10試合に登板して6勝0敗、防御率2.06。ロッテ戦は9月19日(京セラD)に7回5安打1失点で今季6勝目を挙げるなど今季2戦2勝で、対戦防御率2.13と結果を残してプロ6年目でのCS初登板に臨んだ。

 第1戦でエース山本が初回に3点先制を許すなど、レギュラーシーズンでもなかった5失点。第2戦は田嶋が初回に1点先制され、5回1失点で迎えた6回に一挙3失点とここまで先発投手が初回に先制を許していたが、安打と四球で1死一、二塁のピンチを招いたものの無失点で立ち上がった。

 ベンチに戻る際にはホッとしたように笑みもこぼしていた東。初回を抑えて波に乗り、2回は岡をスライダー、山口をつり球の152キロ直球、佐藤都をチェンジアップで3者連続空振り三振に斬って取った。

 打線は初回、2回と満塁のチャンスにあと1本が出ず、2回までに早くも6残塁。ブルペンデーのロッテが2回から継投に入るなか、東は一人でイニングを重ねていった。

 0―0のまま迎えた5回には山口、佐藤都の連打と犠打で1死二、三塁とされたが、荻野を浅い中飛に打ち取ると、外角球をうまく左翼へ流し打ちされた藤岡の打球は杉本のダイビングキャッチで阻止。この回も無失点で切り抜けると、ここで降板となった。

 東の投球内容は5回で打者20人に対して76球を投げ、4安打無失点。4三振を奪い、与えた四球は1つだった。

 なお、0―0のまま迎えた5回の攻撃でも2死一、三塁であと1本が出ず。オリックス打線は5回終了時点で早くも9残塁となっている。

 ▼東 初回は少し力みなどもあって、思ったような投球ができていなかったんですが、2回以降は、しっかりと落ち着いて投げていくことができたと思います。ラオウさんのファインプレーもそうですし、野手の皆さんの守備に助けてもらいながら、なんとかゼロで抑えられたところは良かったです。

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